<   2007年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧

仕事道具、絵の道具。

その国の言葉が思うようになめらかに話せなくても、理解できなくても
絵や写真、音楽は、言葉の壁を超えて何かを伝えられる。ということを
フランスに暮らしはじめて実感している。

f0120569_3374017.jpg

彼(夫)は、絵を描いている。
フランスでできた知人、フランス人をはじめ他の国の人たちも
みな一様に、彼の作品を見て、自分はどう思うかなど、饒舌に語り出してくる。
はじめて会った人とも「絵」を媒介にはじまるコニュニケーション。
共通の言葉がなくても、心のほんの一部分と
ココロのほんの一部分がつながり合えているように思う。
作品集を持っていなければ、“作品を見たい”と言われ、
別の日にまた会う約束を交わす。
絵画だけでなく、音楽も言葉を超えて、コミュニケーションが立派に成立する。
歴史上からみても、人類に言葉が生まれる前から、すでに絵があり、
音楽があったと言われているのだから、納得。

何かと“誘惑”が多く、東京を出発する時に、決めていた枚数の
半分くらいしか仕上がっていないのが、彼の悩み。(のよう)
今日は外出せずに、1日、じっくり絵に向かいあった。久し振りに。
家の中の一番光の当たる場所で
白い大きなテーブルにいつもの仕事道具を広げて。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 写真ブログ 日常写真へ
[PR]
by aix-en-provence | 2007-07-31 03:59 | etc・・・・・ | Trackback | Comments(10)

ぺちゃんこ桃ちゃん〜花盛りの珍果物。

色と質感で一目で“それ”とわかった。でもカタチが・・・・!?
6月終わり頃からぺちゃんこにつぶれたような、
変型した桃がマルシェに出回りはじめた。
値段が高めだったため、様子を見て、少し下がった頃、買ってみた。
その味はいかに!
f0120569_19524522.jpg

ちょうど食べ頃のを選んで、少し冷蔵庫で冷やして、わって食べてみると・・
果肉がやわらかくとろっとろ、みずみずしい果汁がしたたり落ちる。
白桃に勝る美味しさ!旨味を凝縮したような感じ。
f0120569_19533389.jpg

ネットで調べてみると、日本では栽培が難しい品種のため
あまり流通しておらず、希有で高価な桃のよう。
貴重な美味しいこの桃を、マルシェで見かける度に買っている。
そろそろシーズンが終わりなのか、最近はあまり見かけなくなった。
そしていまは白桃、ネクタリン、
『桃太郎』に出てくる頭が尖った“かわいい桃”がずらりと並んでいる。

数年前に突如として桃アレルギーになった。
口の周りがかゆくなり、のどが痛くなり、気持ち悪くもなった。
味は大好きだったため、食べたくても食べられなく、はがゆかった。
どうしても食べたい時は不二屋『ネクター』で我慢我慢。
でもフランスに来て、桃アレルギーを克服!
これはフランスに来て、よかった!と思えることのひとつでもある。
f0120569_1953536.jpg

        ↑掌のぺちゃんこ桃ちゃん。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 写真ブログ 日常写真へ
[PR]
by aix-en-provence | 2007-07-24 20:15 | 買い物天国 | Trackback | Comments(4)

セナンクの修道院と夜更けのラベンダー畑で。

昔からラベンダーが咲く頃、訪れたい場所があった。
『セナンクの修道院』。
そして、念願かなってその修道院へ。満開のラベンダーを期待しながら。
7月13日時点で一部、刈入れがはじまっていたようだったけれど、
深い谷にひっそりと佇むロマネスク様式の修道院と、
一年に一度だけ修道院を美しく彩るラベンダーを肉眼で見ることができた。

f0120569_20381124.jpg

1148年創建のシト−会の修道院。
今も修道院の中では修道士たちの祈りと労働だけの修道の日々が連綿と続いている。
祈りのさまたげにならないように一切の装飾を排除した環境。
だからここにはステンドグラスも祭壇画もない。
だからなのか、簡素で厳粛な建築そのものの美が心にしみいる。
f0120569_20372289.jpg

いま、家の中は、ラベンダーがほのかに香っている。
別の日に知人夫婦とドライブに出かけた帰り道、ムッシュが
23時過ぎのラベンダー畑で突然クルマをとめた。
みんなでクルマを降りると、空には満点の星。今にも降ってきそうな星空。
天の川もきれいにはっきりと見える。
無言でしばらく星空を仰いだ。わらかなラベンダーの芳香に包まれながら。
そして、クルマに乗ると、私と妻であるマダムにラベンダーを差し出した。
ほんの数本、畑から失敬してきたそう。
「日本人男性はこんな粋な事、そうそうできないよ」と、隣にいた彼(夫)も感激ぎみ。
とってもとってもロマンチックな夜の出来事だった。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 写真ブログ 日常写真へ
[PR]
by aix-en-provence | 2007-07-21 21:12 | プチ旅行(プロバンス他) | Trackback | Comments(2)

愛でる“J”花火、浸る“F”花火。

7月14日、革命記念日。日本ではパリ祭と呼ばれている。
ようやく暗くなった22時。
フランスでは珍しく、ほぼ予定時間どおりに
仕掛け花火が打ち上げられた。胸が高鳴る勇ましいメロディーにのって。
クラシック音楽と花火の共演。これがフランス的だと思った。
そして、約25分間、1秒たりとも花火はやまず、夜空を彩り続けた。
f0120569_2132315.jpg


日本の花火は、ひとつひとつを愛でる。そして余韻を楽しむといった感じだが、
まるでスペクタクルショーのような雰囲気の今回の花火。
革命記念日という日の花火だからかもしれないけれど。
f0120569_2141877.jpg

フランス各地で花火をあげたようで、エクスでの場所はロトンド。
ロトンドはいつもは噴水。この日は水をぬき、仕掛け花火の打ち上げ場所に。
前から3列目あたりで、花火を見上げた。
フランスに居るよろこび、花火をはじめて見るうれしさ。
まさに花火が降ってくる場所。
少し怖かったが、フランスの花火にほろり酔いしれた。

ロトンド炎上!?といった写真になってしまいました。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 写真ブログ 日常写真へ
[PR]
by aix-en-provence | 2007-07-16 21:13 | 街角アート | Trackback | Comments(6)

緑色トマト〜花盛りの珍野菜。

はっと、眼に飛び込んできた。
!? 主に緑色。そのうえ模様が入っている。血管のような。。。ゼブラ模様のような。。。
赤いトマトになれなかったトマト?
白い“美白茄子”に続き、驚いた野菜はこれ、このトマト。
「tomate ancienne」。
直訳すると「古代トマト」「古くから存在するトマト」といったニュアンスだろうか。
赤いトマトよりも割高だったが、好奇心旺盛な私たち。
いいカンジの模様のを箱の中から3つ選び、購入。1,22ユーロ(約¥204)
「サラダにするといいよ」と、ムッシュが教えてくれた。
f0120569_4243986.jpg

はじめて見た、いつもとは違う色のトマト。おそるおそる食べてみた。
まずはドレッシングもかけず、そのままで。
「なぁんだ、味は普通のトマトと同じだ。ちょっと青臭いかもしれないけど」と彼。
どんな味を期待していたのだろう。
完熟だったため、やわらかく、ツルンとした食感でのどごしもいい。
このトマトで、パスタ用のトマトソースを作ったら。
これは、“ビックリ仰天メニュー”になるかもしれない。
f0120569_428013.jpg


にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 写真ブログ 日常写真へ
[PR]
by aix-en-provence | 2007-07-12 04:51 | 買い物天国 | Trackback | Comments(6)

花盛りの珍野菜〜美白なす。

知っている食べ物のはず。
だけど、何かが足りない。物足りない。
何かを忘れている、ちょっと奇妙。。。。

名付けて「美白茄子(なす)」。
白アスパラガスを育てるように陽にさらさずに、育てるのか。
紫色の部分がポリフェノールと言われているから、
栄養価はどうなのだろう。
f0120569_17495390.jpg

日本で食べるように焼きなすにしてみた。
ツルンとした白肌が、フライパン、油の中で、あれよあれよという間に褐色に。
自分の肌と重ね合わせると、ぞっとした。
味は、普通の茄子とそう変わらない。
そもそも日本の茄子とフランスの茄子はちょっと違う。
日本の茄子の方が味がしまっているような気がする。
種類にもよるけれど。
エクスのマルシェは、不思議な野菜、果物が花盛り!

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 写真ブログ 日常写真へ
[PR]
by aix-en-provence | 2007-07-10 18:08 | 買い物天国 | Trackback | Comments(6)

アートな“かいだん”ばなし。

そう、こんなふうな階段。
フランス的で憧れていた螺旋階段。
残念ながら我が家〈ベルナーさんちの庭小屋〉ではなく、
友達の日仏カップルのアパルトモン。
愛の巣と外の世界とを結ぶ螺旋階段は、
上から見下ろしても、下から見上げても美しく、手すりも素敵。
f0120569_18454537.jpg

フランスは、玄関入口、各階にあるボタンを押して
玄関や階段の電気をつけるシステム。日本のそれとは違う。
一定の時間がくると切れてしまうため、
切れた時はもう一度ボタンを押さければならない。
夜、ゆっくり一段一段、踏みしめて登っていると
電気がブチッと切れ、真っ暗になることがある。
時間切れ。
手探りで、ボタンを探す。
あれ?!音が違う。。。。。またやってしまった!
玄関ベルを鳴らしてしまった。。。。。知らない人の家の。。。。。。
階段の電気と、玄関のチャイムがドアを挟んで二つ並んでいるため
間違えることもあるのです。
f0120569_184612100.jpg

▲5階の愛の住処から外を眺める。ぐるぐる眼がまわりそうな階段を上がった先には、こんな眺望が。空が美しい初夏の南仏。毎日、部屋に居ながらにして、こんな空を眺められる幸せ。ただ二人は、空を見るよりも、お互いの顔を見ている方が多いと思うけれど。向かいの部屋の花々もかわいらしい。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 写真ブログ 日常写真へ
[PR]
by aix-en-provence | 2007-07-05 19:05 | 街角アート | Trackback | Comments(4)

ジャムになれなかった、イチゴ。

土曜日のマルシェは、今の私の一番好きな場所。
ここに来ると、プロヴァンスの旬が本当によくわかる。

この日もイチゴを買った。
今は小粒いちごが真っ盛り。ちょっと怖いイチゴも見つけた。
f0120569_655880.jpg

f0120569_662312.jpg

さぁジャムを作ろう!!
パックをひっくり返すと、まぁるいカタチ、ハートっぽいカタチ・・・
いろいろなカタチが、あまりにもかわいらしく、
ジャムにする前に整列させて、写真写真写真。
f0120569_664340.jpg
・・・そして味見のつもりが、ポンポン口に入れてしまい、残りわずかに。
すでに遅し。
「これじゃ、ジャムは作れない」。
ということで、また来週。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 写真ブログ 日常写真へ
[PR]
by aix-en-provence | 2007-07-03 07:06 | 買い物天国 | Trackback | Comments(4)


旧「ベルナーさんちの庭小屋便り」。フランス滞在記とフランスの思い出、東京暮らしのあれこれ。リンクお気軽にどうぞ。


by ひばり(aix-en-provence)

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新の記事

Petite France(..
at 2017-05-01 10:44
余韻。
at 2017-04-19 12:59
アンティーク ベビードレス。
at 2017-04-06 16:42
繋がることはあらない。
at 2017-04-03 16:06
coco,coco,coco..
at 2017-02-23 16:54
ぼ ち ぼ ち。 
at 2017-02-19 20:55
6月の北海道はフランスのよう..
at 2016-07-12 20:54
サヴァの缶詰。
at 2016-07-06 13:45
フランス人ツーリストが喜ぶ食..
at 2016-05-09 10:48
春から初夏にかけての旅。
at 2016-04-11 23:03
カールがステキ、ヒヤシンス。
at 2016-03-03 16:57
便利から不便へ。
at 2016-02-29 20:19
遠のいていたフランス。
at 2016-02-25 20:59
横浜・青空・早朝・散歩。
at 2016-01-31 22:03
横浜・青空・散歩。
at 2016-01-26 22:08

画像一覧

カテゴリ

全体
Aixのいろ* いろとりどり
内ごはん日記
街角アート
フランスの女たち
フランスの子どもたち
外ごはん日記
感じる、ウインドウ
滞在スタイル
季節の贈りもの
仏蘭西犬猫物語
買い物天国
ベルナーさんちの庭小屋カフェ
プチ旅行(プロバンス他)
Aix街案内
事件です!
etc・・・・・
↓帰国後は↓次から↓
France,Paris '11
フランス追想
とうきょう食の記
にちふつ友の記
とうきょう生活の記
とうきょう植物の記
映画・本・学び、アートの記
ほんのお知らせ
北海道とかetc
フランス2014

タグ

(97)
(94)
(91)
(46)
(46)
(41)
(40)
(37)
(21)
(8)

最新のコメント

francanaさん、お..
by aix-en-provence at 12:38
おひさしぶりです!ついに..
by francana at 04:31
お久しぶりです!!ドレス..
by aix-en-provence at 18:56
素敵なドレスですね。 ..
by hisae-18 at 12:16
鍵コメさま お元気..
by aix-en-provence at 17:44
鍵コメさま 返信が大変..
by aix-en-provence at 17:41
カナダから、おかえりなさ..
by aix-en-provence at 19:55

リンクリンクリンク

以前の記事

2017年 05月
2017年 04月
2017年 02月
2016年 07月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月

外部リンク

memomemo

披露宴の余興

ファン

ブログジャンル